銀魂

 魂についてる’はなんなんだろう。わざわざOP中断してまで割り込んだのに落ちがまだついてない。きっと落ちがあるんだろうな。
 先週分から


「食事はバランスを考えろ」
 山崎のアンパン回。復帰直後の山崎が袋にアンパン入れて吸ってたり、年賀状でアンパンと書いてたりしたネタの理由がこれ。本来なら復帰第一話にくるのが順番なんだが、ただたんにイボ春の話が復帰にあってる話だから入れ替えたと思ったら、なんと放送した日に中止されてたヤマザキ春のパン祭りが再開されたとか。そういう落ちかよ。ネタが深すぎてわかんねーよ。銀魂は相変わらず間違った方向でスタッフに愛されてるよなあ。そこがいいんだが。
 副長にスパーキーンのときの山崎の言い方が開放されすぎて笑った。


「人は皆運命と戦う戦士」
 今度は近藤の回。山崎と違って存在するだけでなんらかのネタにされている近藤さんだが、この話見てて思うのはこの人いい人だなあと。だからといって報われないのも近藤なわけで。
 とりあえず、槍が降ってきてから落とし穴に落ちて、飛んでいってチケット追いかけたところで車にはねられるまでのテンポがすさまじくて爆笑。畳み掛けるように襲う不幸に笑う。
 神楽だけが殺人級の球を投げたりするのかと思ったら、さちこちゃんの家族もとんでもないボール投げてた。わからなかったけど、こいつらはドカベンネタらしい。わかるかそんなもん。
 落ちで近藤がお妙に〆られるのはお約束ということで。
 かっこいいんだけどなあ、近藤さん。
 最終的にはお妙とくっついて落ち着いてもらいたいものだが。


「看板屋の看板娘はもう面倒なんで二枚の板と呼べ」
 キャサリンメイン回。
 先週の2本もそうだが、脇役にスポットを当てた話が目立つ。まあ、近藤さんは比較的メインよりの人だけど。実は原作もそうで、この話の後にも主人公たち以外がメインの回が多い。
 その後に四天王編になり、過去キャラ大量出演となったから、実は銀魂終わるんじゃないかと原作読みながらドキドキしてた。単純に作者が最近目立ってないキャラで話を作っただけと考えてよさそうだけど。
 この話はいつものギャグから人情話という銀魂の基本であり、本質みたいな話。
 お登勢さん、銀ちゃん、神楽の偽悪的なやさしさがよろず屋というか、お登勢さん達家族のありようなんだなと。
 いつもの人情劇なんだが、この後の四天王編を考えると彼らの絆を象徴する重要な話なんだなあと。
 原作でもカットされた銀ちゃんの外道の戦いはアニメでもカット。尺が足りなさそうだから、アニメオリジナルとして戦闘入れるかなと思ったけど入れなかった。アニメ銀魂の戦闘は定評があるからオリジナルでも入れてほしかったなと思う。ちょっと残念。
 次回はさっちゃんの眼鏡回。比較的長い話だから2週続くかな?