信長の野望 天翔記

 ちょい、部屋の掃除してたら見つけたので、インストール。Window95アプリが動くとは思わなかったが。
 とりあえず、感覚を取り戻すために、毛利元就でプレイ。ただ、一番高い難易度で一番最初のシナリオする場合は、元就はそんなに強くない。
 息子はいないし、大内と尼子に囲まれてるし。ただ、大内とは同盟なので尼子だけ相手にしていればいい。
 とおもったら、娘が生まれた。初期値低いけど潜在は元就並だったりする。なんて娘だ。
 とりあえず兵士を集め、大内と協力して尼子を滅ぼしたんだが…細川がその間に近畿を制圧してた。
 ほかのシリーズだとぜんぜん伸びない勢力が強くなる。まあ、序盤大勢力が伸びやすいんだけどな。
 この天翔記は信長シリーズでは異色の作品といえる。内政そっちのけの戦闘ばかりしていればいいシステム、というより、とっとと勢力伸ばさないと一気に死んじゃう。のんきに内政している暇はないんだよな。
 で、能力値の上限が200だったり元服したばかりの武将は弱かったりする。だからチート武将でも最初は弱い。また、能力がトップクラスのキャラでも一人だと、自分の半分の能力の敵にぼこられて死ぬ。
 軍団を作らないとどうしようもないゲームなんだけど、軍団作ると、最強クラスの武将でもあっさり捕まって殺されたりするのが恐ろしいところ。かといって、全部自分で操作するのは不利だし効率も悪いんだよな。
 中盤以降は軍団を作って兵を集めてどこを攻めるかという戦略を練るゲームになるのもこのゲームの特徴だったりする。戦闘は自分でやったほうが効率は良いが、委任したほうが楽でいい。時間かかるから。
 これはたぶん、当時ほかのライバルとも言える天下統一とか天下布武とかのゲーム性が影響してるんだろうなあ。最終的に大勢力同士の激突になるので終盤以降も退屈しない珍しい信長の野望とも言える。
 しかし、久々にやると暗殺は強いなあ。
 尼子と戦うと経久と暗殺合戦になるのはこのゲームの特色だろう。経久は寿命ですぐに死ぬのが救いか。
 やり始めると思わずはまってしまった。しばらく楽しめそうだなあ。
 信長シリーズ最高傑作と推す人も多いのもうなずけるのだが、他の信長とあまりにも毛色が違いすぎるんだよなあ。個人的には革新がやっぱ最高傑作な気がする。