サカつく7 とりあえずのエンディング

 オリジナルチーム15年目で、D1優勝。
 楽勝でいけると思ったら、10月あたりから息切れしたかのように引き分けと敗戦が続き、一時は15点近く差があった勝ち点もほとんど差がなくなってた。何で失速したかなあ。
 とりあえずのエンディングといったのは、まだこれからもチーム強化は続けられるし、別チームに移籍するという楽しみも残っている。ユーロの監督とかもしたいよね。もっとも、ユーロ+というだけあって、ユーロ側はおまけなのがちょっと残念。サカつくユーロ並みに力を入れてほしかったが。やっぱPSPだし容量とかの都合があったんだろうなあ。

 前作と比べてよくなった部分が多く、より長く楽しめるようになった。
 前作では長早熟と早熟ばかりだった有名選手や強力な架空選手たちがのきなみ普通になった。前作ひどかったのは、とにかく若くて有名な実在選手や実在モデル選手は晩年がわからないからだろうが、超早熟だらけにされていた。いくらなんでもひどいだろう。
 前作の若手16から18で見つけて2年で育て上げ4年で絶頂期、翌年には下降線をたどるので売り飛ばすという超短縮使い捨てサイクルがなくなっただけでもましにはなったかなあ。
 円熟期になってもゆっくりと成長もしくは能力維持できるので、超早熟でも24あたりまでに育ちきっていれば、30手前まで問題なく活躍できるようになったのは大きい。運がよければ、再生工場か秘蔵っ子で成長タイプを伸ばすことできる・・・らしいし。らしいというのは、実はまだお目にかかったことがないから。
 実は、前作でも確か15年目あたりでD1優勝している。
 難易度は序盤は上がったが中盤以降は前作と同じか、成長タイプの変更から長く選手が活躍するので簡単になっていると思われる。プレスタも簡単に覚えられるようになったので、育成そのものは楽になった。
 序盤が難しくなったのは前作の特別練習コンボの促成育成ができなくなったためで、資金用意して、レンタル移籍を駆使すればこのあたりはカバーできるし。


 サッカー経営シミュレーションをするなら、誰もが楽しめる作品といえる。試合の紙芝居がひどい、演出は強化された代わりに、カットできなくなったとだめな部分も残ったまま、もしくは悪化したりしている点もあるが、トータルで見ると大幅に修正されている。


 そう、修正されているのだ。
 残念ながら、サカつく7というのは正しくないと思う。
 サカつく6(修正版)+ユーロというのが一番正しい。
 素材の使いまわしなども多いというかほとんどそのままだったりするし、開発コストをとことん削っている実情が垣間見える。ずいぶんと面白くなったから不満は少ないけどね。


 ただ、次はやっぱPS3とかあたりでじっくりやりたいなあ。コナミあたりに協力してもらってウイイレの試合モーションとか取り込んでくれれば一番良いんだが。