OROCHI無双2 その2

 過去に戻ったりしながら仲間を集めるストーリー展開は無双シリーズにしては結構こってるか?
 まあ、前作で大団円で終わってるから、それらと戦うためにもこういった展開は必要なのかもしれない。
 ゲームとしては良くも悪くも無双だが、三国6と違い、やり込みがしっかりしており、さらに、爽快感が半端じゃない。さらにキャラクター数も100以上としゃれにならない。
 こうなると、どんどん仲間が増える。お目当ての仲間がなかなか入ってこなくても、それまでに気に入ったキャラが何人か入ってくるだろう。 
 さすがにキャラが多いので、コンパチ武将は多いのだが通常モーションが同じでも、チャージは全員違うなど、ずいぶんと手が入っている。ここまでやってれば5だってあんなに不評じゃなかったと思うぜ。
 なんで、OROCHIシリーズでこれができて、ほかのシリーズでできないのかがわからない。
 今年でた無双では間違いなくNo1なので、無双好きは買っとけ。というか、これ買っとけば、しばらく無双いらないんじゃないかって位の出来。
 飽きやすいのは仕方ないかもしれない。そう、根をつめてやるんじゃなくて、1日1時間位するには向いているゲームだし。一度飽いてもしばらく時間を空ければ楽しめるしね。
 とりあえず、いえることは、明智光秀の扱いがひどすぎる。
 以下、キャラの使用感など、
馬超 
 今回の三国勢の主役といって良いだろう。仲間に助けられ自分だけ助かってしまったとか、曹操との因縁など、ずいぶんとクローズアップされている。たぶん、本編より。
 今回から仕様がスピードタイプに変更。
 技はチャージ3からでるEXチャージが強い。というか、三国勢はだいたいEXチャージが極悪。増えるチャージや通常攻撃回数は戦国勢に劣るが、成長が早いと1発ものの強力な技を持ってるケースが多く、往々にして、戦国勢よりハイスペックに感じる。ただ、馬超はEXだすまえのC3が邪魔。連打系なのだが足を止めてその場で範囲の狭い突きを出すので横槍が入りまくる。1発止めで、タイミングよくEX出すのが吉なのだが、乱戦になってくると意識できないよねえ。ほかにメインになるC4は射程が長く巻き込み範囲も広い前方への衝撃波。欠点はどちらも攻撃範囲が横方向に狭いこと。それでも前方180度くらいはカバーするが、横からや背後からのカットに弱い。
 スピードタイプでもあるし、ジャンプダッシュで位置取りを考える必要がある。強くて爽快感のあるキャラだが立ち回りが重要。
 

司馬昭
 もう一人の三国勢の主人公。というより、新キャラの多い真・三國無双6の代表というところか。
 とはいえ、扱いはそんなによくない。いつものめんどくさい節をだしては、なんか周囲に駄目だしされる。
 前作の、英雄完全否定、三国キャラを見下した態度に不満が集中したのか、周囲がひたすら、昭の態度をいさめる展開になるのがなんとも。
 キャラクターとしては、特に面白みのないキャラ。EXチャージの敵キャラスノボはあんまり強く感じない。まあ、好きなキャラじゃないし、思い入れもないからこのくらいか。

竹中半兵衛


 戦国代表+軍師。担当は毒舌ショタ。ただし、年齢はクロカンより上。
 キャラクター的にはそんなに強くないが、軍師という立場か、シナリオ面での出番が目立つ。
 あんまりつかってないからそんなに言うことないなあ。
 クロカンとのコンビは相変わらず。ほかにカクも加わって腹黒な会話がなかなかツボだったりする。


周泰
 現時点で、今作最強キャラではないかと思われる一人。
 基本的に言うことはなく、適当にチャージ2か3で暴れてください。チャージ4は範囲も広く威力も高いが、ジャンプキャンセルができない。チャージ3は範囲が狭いが、すぐにEXチャージにつながり、EXが範囲広い、拘束長い、キャンセルして攻撃が消える前に行動可能、威力も高い、しかもジャンプ攻撃が移動しながら2階攻撃と使いやすいと、非の打ち所がない性能。
 背後だけがお留守なのが欠点だが、そんなのほとんどのキャラが背中は弱点。スピードタイプという利点を生かして背後をとられなければ良いだけの話。
 とにかく、クリアできずに困っているならこいつを出せというくらい強い。しかも結構序盤で仲間になる。


リュウ・ハヤブサ
 忍者龍剣伝ニンジャガイデンの主人公。いわずと知れた超忍リュウ・ハヤブサ
 スピードが150もあるパワータイプ。忍者なのに、忍ばず正面から敵を切り裂いていく。
 チャージ攻撃がどれも強力でだいたい、大きく移動するので、囲まれてぼこぼこになりにくい。なってもパワータイプなので暴れまくれる。
 基本、チャージ1連打しているだけで敵が溶ける。ただ、チャージ2がかっこよすぎるので多用すべき。
 音楽もかっこいい。たぶん忍者龍剣伝のアレンジバージョンなのだが、和風アレンジで、非常によくあった曲。
 ゲストキャラなので弱いことはないと思ってたが、恐ろしいほど強かった。こいつも最強キャラの一人。


アヤネ
 テクモからのもう一人の刺客。
 ブサさんとそろってすべての忍者を過去にする。
 ぶっちゃけ、半蔵さんとかくのいちがかわいそう。
 キャラクター性能としては、リュウのスピード特化型。チャージ2も似たような性能。ただ、スピードタイプなので、リュウほど暴れまくりは蒸すかしいが、手数が多いのでなんとでもなる。
 しかし、無双奥義のあの変な手の動きは何とかならないかな。笑ってしまう。


ネメア
 ジルオールからの参戦。なんでネメアなんだろう。ほかにもキャラはいるだろうに。ゼネテスとかに参加してほしかったが。それも、Zeroバージョンで。
 ジルオールの世界ではほぼ最強クラスの英雄なんだが、この世界では上の中くらいの性能。チャージ2からのEXチャージが強め。性能に癖がないのが特徴だが、槍の割りに射程が短く、突きが多いのでカットされやすい。
 弱くもないが飛びぬけて強くもないというところ。


王元姫
 俺の、王元姫
 武器が、固定されたのでちょっと厳しい。というのも、武器は投げナイフみたいなやつだが、手数射程は申し分ないが、敵が一切のけぞらない。すべての敵がスーパーアーマーで突っ込んでくる。
 ただ、チャージ1,3あたりでひるませることは可能なので、このあたりで足止めする必要がある。チャージ4からEXチャージにつながり、EXは広範囲攻撃で強いのだが、なかなか出させてもらえない。チャージ5も前方範囲攻撃だが、これも出させてもらえない。
 チャージ3あたりで足止めしつつ、遠距離攻撃に徹するのがポイント。
 この立ち回りさえ守れれば、かなりの強キャラ。最強キャラにはならないが、使っていて退屈しないのではないだろうか。
 手数とコンボの多さから、連携ゲージがたまりやすく、連携発動時は遠くまで一気に巻き込めるので非常に相性がいい。このシステムに守られた強さがある。
 あと、サンタコスがエロ過ぎる。あの網タイツほぼ太ももむき出し状態で、大また開いて馬に乗るすがたとか。