幻想水滸伝 紡がれし百年の時

 まだ、序盤だが、今のところいい感触。
 真の紋章の話を期待しなければ、問題なく遊べそうだと思う。
 過去と未来を行き来して、過去を修正して未来に影響させようという話。
 ファンタジー世界なのに、序盤からタイムパラドックスと平行世界の話を説明するのはなかなか珍しいと思う。
 ゲームでこういうものを取り扱った作品というと、
 クロノトリガークロノクロスなわけだが、
 この2作品、このパラドックスと平行世界の話が重要なのだが、トリガーはパラドックスの説明のみ、クロスはいきなり並行世界を持ち込むから訳わかんない話になったわけで。
 しかし、FF13-2もこういった話なんだよな。急に時間移動ものがはやりだしたのか?
 今のところ、FF13-2より、こっちの幻想のほうが説明は丁寧でわかりやすいが。


 さて、幻想だが、とにかく致命的な欠点がある。
 カメラワークが死ぬほど悪い。
 PS初期のポリゴンゲームでも、ここまでカメラワークの悪いゲームはめったになかった。
 ポリゴンゲームが世の中に出て10年以上たつのに、10年前以下とかってありえないレベル。
 せめて、視点変更とカメラリセットつけろよ。
 オートでできるだけキャラクターの背後を取ろうとしているのだろうが、ぜんぜん動かないときがある。キャラクターを斜め下から眺めるアングルで移動なんてできるか。
 しかも、敵はシンボルエンカウント。見えないところから襲われる。いや、背後から襲われるとかなわかるが、真正面から。理由はカメラワークが悪くてプレイヤーからは見えないから。
 

 戦闘部分とかは、苦戦する敵とかも出てないのでサクサク進むタイプだと思う。久々に6人PTの幻想もいい感じなのだが、
 とにかく、カメラワークが最低。これ、修正バッチとか出してほしいレベルだと思う。