シアトリズム ファイナルファンタジー
発表されたとき、なんで3DSでだすFFが音ゲーなんだよ。って鼻で笑った。
DLCで曲配信と知ったとき、有名曲での集金マシンなんだと思ってた。
スクウェアの終焉だと思ってた。
スクウェアエニックス、マジごめん。
こんなけ、FF愛にあふれたゲーム知らんわ。
まず、曲はほぼ原曲そのまま。FC時代のものはアレンジされたリメイク版を使用せずにFC版の曲をそのまま使用している。
DLCで50曲あるらしいが、それに頼らなくても十分に楽しめるボリュームと選曲のよさ。出し惜しみは一切ない。
たとえば、3では悠久の風、バトル2、水の巫女エリアと名曲ぞろいのFF3の中でも屈指の名曲を出してきている。
5も遥かなる故郷にビックブリッヂの死闘と、これも名曲ばかりの5でも飛びぬけた名曲である。
6もティナのテーマ、と決戦
11はロンフォールとバトル曲はなんとAwaking。11はなじみ薄い人も多いので説明すると、ラスボス曲である。
これらの選曲の姿勢からするに、課金で稼ごうじゃなくて、単体で十二分に満足できるものに仕上げた上で、
さらに楽しみたかったら好きな曲をダウンロードしてねという姿勢なのだ。
こういう形なら、快く課金してやろうという気になる。現在1曲100円なので50曲で5000円。
いうなれば、アペンドディスクを買うようなものである。別の言い方するなら、i-tuneで1曲買うようなものだ。
FFという25年ほどで積み上げてきた音楽資産をこれ以上有効活用する方法はないだろう。
FFファンなら絶対に買って損しないどころか、感涙にむせび泣くゲームである。
マジで脱帽するわ。