自炊あれこれ
こんなとこ見ないで、自炊の本か、そういうHP見ろって話だが、とりあえずやってみた感想、というか気が付いたこと。
・高解像度取り込みは時間がかかる。
スキャナの機種にもよるのだろうが、最高画質での取り込み、うちのスキャナ「ScanSnap ix500」の場合は、白黒だと1200ピクセルで取り込みできる。
ただし、すごく時間がかかる。これよりワンランク下の設定だと600ピクセルになるのだが、取り込んだ後の画像見てもそんなに変わらない。よっぽどこだわりがなければ上から2番目の設定が時間と画質のバランスがとれていると思う。
・漫画の文庫版は自炊に向かない。
小さい本の画像を拡大してみることになるので、どうしてもややぼやけた感じがする。これが気にならなかったり、スマフォで見るならいいかもしれないんだが。
また、文庫版は大体単行本よりページ数が多い。ページ数が多いとどうしてもばらしにくい。
本そのものが小さいため、ノリのついてる面積の割合がどうしても大きくなる。切断をする際に、相当内側までカットしなくてはいけないのも気になる人には気になるかもしれない。
この場合は、別の器具を使ってノリを溶かす方法がいいのだろうが、残念ながら機械を持ってない。3000円ほどらしいのだが。
手間の割にいまいちな取り込みになることが多いので、文庫版の漫画はあきらめたほうがいいだろう。
文庫版が出る漫画ってのはすでに通常の単行本が出ているわけで、ブックオフで単行本を探してそちらを取り込んだほうが安くて楽できれいにとりこめるとおもう。
まあ、サザンアイズ文庫版は取り込み始めたし、これ24冊もあるからやるしかないんだけどな。
・必要なものはPCとスキャナと裁断機と大型カッター
PCとスキャナと裁断機は買った。大型カッターは本をばらし始めてから必要だと気が付いて購入。
裁断機が、何百ページと一気に切れるものだと不要だと思うが、うちの奴は30枚くらいしか切れない奴だ。その代り斜めになりにくいしサイズも小さい。
ローラーカッターで切るタイプの裁断機である。上から切る奴は慣れないと斜めに切れてしまうそうだ。ただ、この場合は、本の表紙と厚紙さえ取れば一気に切れる。
多少斜めになっても気にならない人はこちらのほうがいいのだろう。俺はコンパクトな方がよかったのでローラーカッター
で、本を3分割から4分割する場合に、カッターが必要になる。自炊ブログなんかで公開してた動画なんかを見ると手でばらせるみたいだが、出版社によって、接着のノリの量が違ったりする。
手でばらそうとすると破れてしまいそうな気がするので、面倒だけどカッターを使うようにした。
この場合、コンビニで売ってる小さなカッターより、500円くらいの大型カッターのほうが切りやすい。
そういう意味で大型カッターが必要。
・やっぱスペースが空くといいよね。
ずいぶん昔だったと思うが、電子書籍の話題を取り上げたとき、コメントで、本はやっぱ紙でって意見があった。
そういう意見はわかるのだが、やはり増えると邪魔。多少の趣やワビサビがなくなろうと、電子化によるスペースの確保と、何より、移動もせずにすべての持っている本を読めるのは楽すぎる。
紙媒体による恩恵が、俺にとっては、なくてもいい趣味の領域(手触り、読んでる感、コレクション要素)ばかりなので、電子化は俺には非常に向いているのだろう。
むろん、そういった趣味的な部分を否定するわけではない。そういうのが好きな人はそっちで行けばいい。俺は電子化を選んだということである。
あと、これから先は新刊も自炊じゃなくて、電子化したものを買うようにしたいなあ。まだ、大手は電子化してくれないんだけど。あと専用ビューアーが必要だとか敷居も高いし。
・たまったアニメがどんどん消化される。
前に1冊15分といったが、ありゃ嘘だ。20分くらいかかってるかな?
とにかく、アニメを流しながら作業している。2話見て3冊くらい。あー、でもCMとかもないし、もうちょい短いか? 今日は5話見て5冊…。あれ? 1冊25分くらい?
まあ、アニメ見ながらやると時間が苦にならない。
現在は、カウボーイビバップのブルーレイを見ながら。ペルソナ4とかヘルシングとか買うだけ買ってみてないブルーレイがあるのでそれらを見ながら消化するか。マクロスプラスはもうちょい先だし、グレンラガンももうちょい先だしなあ。