ハルカ 天空の邪馬台国 第2回

 だいぶ読み薦めたので感想の続き。明日には読み終えるだろう。じゃあ、そこで感想かけと。だって、書くこと無いんだもん。出来るだけ毎日書きたいし。
 さて、中盤以降から、らしさがでてきたというか、読んでて思うのは、「やっぱこれは天外魔境なんだなあと」とにかく、敵やいろんなギミックを見ていると、非常にゲーム的。しかも、どこか天外2の匂いがする。当然、2の続編としてのシナリオとして用意してたわけだから、その匂いは当然するんだろうが。アマテラスとかは千鳥や鋼鉄城、石人は土偶ロボ、この辺は、天外3として採用されていたら、火の一族が作ったか、もしくはイヒカが作ったってことになったんだろうな。っていうか、からくり笑兵衛(だっけ?名前がイマイチ覚えてねえ)は天外3だとイヒカがらみの設定になったんだろうな。
 また、出てくるキャラクターがどれも俺の屍を越えていけの神様ばっかり。こういうゲストキャラクターでも容赦なく殺そうとするのもらしさか。とはいえ、天狗が死んだかどうかは不明だけど。
 世界観も話の展開もかなりオーソドックスだし、見るべきものは少ない作品だけど、こういうニヤリとさせる作りは桝田さんファン限定対象の小説なんだなあと思う。なんだかんだと、俺も楽しんで読んでるし。正直、逆に、桝田さんの作品知らない人が呼んだ場合は、極平凡な小説としか認識されないんじゃないだろうか。まあ、はなからターゲットをそこに絞って出しているような小説だが。
 そういう意味では鬼切り夜鳥子のほうが一般向けの作品と言えるんじゃなかろうか。
 さて、後は締めの部分を読むだけか。どういうサプライズがあるのか無いのか。