タクティクスオウガ 3章

 なんとなくレベルアップのシステムがわかってきた。
 クラスのレベルアップに戦闘に参加+あがったクラスについていたキャラはベース能力にボーナスがもらえる。レベルアップをした回数が多いほど強いキャラになる。最初からいるキャラクターは自然と強くなるわけだ。そして、クラスチェンジが多いほどベース能力があがっていく。
 ようは、ずっと同じクラスだと強くなりづらくなるってこと。あと、レベルアップはできるだけエンカウントステージで狙い、その場合は、全員同じクラスとかに付けておくといいようだ。
 問題は固有キャラクター。彼らは初期能力こそ高めだが、レベルアップ経験による基礎値底上げの回数が減るため、顔ありの癖に顔なしのキャラクターより弱くなる可能性が出てくる。アロセールあたりが妙に弱く感じたのはこのせいだろう。せっかく仲間にしたラヴィニスもそんな飛びぬけた強さじゃなかった。
 最初バルタンで途中からずっとアーチャーだったかのぷーよりナイト→忍者になったデニムのほうが強くなったのはこのせいだろう。かのぷーも途中までバルタン→アーチャーのおかげで弱くはないがデニムの強さは1歩ぬきんでている。単純にキャラクターを強くするならいろんなクラスにつけて1ずつでもレベル上げるだけで相当変わってくる。エンカウントの敵のレベルはこちらの出撃しているメンバーの平均かもしくは最大レベルなので、ベース能力が高いキャラが何人かいるとそれだけで圧倒できるし。実際、デニムは同じレベル1のクラスとかに全員ですると一人だけ攻撃力と防御力の数値が飛びぬけてたりする。
 なんとなく最初から育成しなおしたくなったが、まあ、気にせずに進めよう。とっととヴァイスを仲間にしてそこから育成かなあ。いっそのこと4章中盤まで一気に進めてそこから育成したほうがいいのかもしれない。
 ロウルートはセリエの悲惨な最後とかあってSFC時代は結構避けていたルートなんだが、いまやり直してみると、一番話がよくできているルートってロウルートなんじゃないかなと思えてきた。
 虐殺に加担した罪、親友との和解、自分の罪深さを知りつつも進んでいく姿。そして最後に姉を見捨てると。
 いや、このルートだと姉も理想のために見捨てて殺されるのが正規ルートな気がしてこないか? 俺はそんな気がする。別にカチュアがうっとおしい上に助けるのも面倒くさいわけじゃないからね。
 カオスルートだと姉を助けても良いかなあという気にはなるし。
 ニバスルートだけはほんと救いがないよなあ。
 最近のメガテンというかライドウがそうだったんだが、中庸が一番良いって風潮じゃなくなってきてるよね。どっちかっていうとどっちつかずは最悪の結果になるって話が多い気がする。

 そんなわけでさっさとヴァイスを仲間に。なんかアロセールもついてきた。あれ? アロセールはLルートでは仲間にならなかったと思うのだが、一度仲間になって抜けるんだっけかな?
 どっちにしたって、アロセールがあんまり強くない。サラと互角って。仲間になるのが遅すぎたか。ギルダス、ミルディンのホワイトナイトコンビもいまいちな能力。ジュノンのほうがかなり強い。問題はヴァイス。オリジナルではあれだけ強く、アロセールが仲間にならない穴を完全に埋めきっていたのに…。
 まあ、今から育てるしかないよな。
 しかし、デニムがこの時点で一人だけ別次元に強い。
 かのぷーもかなり強い。最初から育てられるというだけで相当差が出るみたいだ。

 残ってる疑問はWTかなあ、これキャラクター固定の数値なのかな。AGIは関係ないみたい。オリジナルはAGI強化でガンガン早くなったんだが。
 レベル6のウォリアーでベース能力のAGIが52のラヴィニアのWTが70。同じレベル6ウォリアーのデニムがAGI62でWT75、ギルダスとミルディンはイメージに反してギルダスが72でミルディンが75。AGIに関してはデニムが圧倒的に高いのでなんかキャラクターの固定値な気がしてきた。そうなるとWTが飛びぬけて高いラヴィニアは最強の一角になれるかも。アロセールは76と意外と遅かった。もうだめだなこの女。雷神を返してくれ。